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山にハマリマシタ
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2006年11月24日 金曜日 
 
 只今、Ngatimoti(Motuekaの近く。もっと言うとNelsonの地域)にいます。
 風邪が少しマシになってきたので、Whitiangaのファーム(狼少年になった方のファーム)の方々から「近くに行くなら寄ってみなさい。」というお言葉を頂いたファームに電話してみました。
 17日からこのファームにお世話になっています。 広い敷地に果樹、豆の木がたくさんです。 あと、野菜もガーデンから取れます。 Watercress(オランダガラシ、サラダなんかによく使う)なんかは、野生で生えています。
 電気も昼(天気の良い日)は太陽光で、それ以外は水車で水力発電に切り替えているみたいです。 供給される電力には頼っていません。 ホットウォーターも太陽光、薪ストーブに頼っているので、天気が悪い日、火をつけてストーブを使わない火はホットウォーターが出ないみたいですね。 冷蔵庫もないみたい。 冷暗所に保管ですね。
 あと、ぼっとん便所ですねー。Whitiangaのファームで慣れてますけど。
 食事も、庭からの野菜、ナッツ類、果物などです。 

 あと、小麦粉もあります。大麦はココで収穫したみたい。他の小麦粉は友達などから譲ってもらっているか買っているのかな?粒を自分たちでひいて小麦粉にしているみたいです。 たくさんの種類の小麦粉があるみたいですが、White flour(一般によく使われている調理しやすい(?)小麦粉)はありませんでした。
 代わりに“Spelt”(スペルトコムギ)と書かれた缶に入っていた小麦粉があったのでなんなのか聞いてみました。 そうすると「アレルギーの人はWhite flourを食べれないことがあるが、その人達はSpeltは食べれる。よくは知らないがたぶん、White flourには薬品がたくさん使われているのだろう。」というご回答を頂きました。 
 白米と同じで栄養素も少ないでしょうしね。 パン作りには、調理しやすくてやわらかく出来上がるんだけど。
 
 仕事は、Scythe(草刈がま、大がま)で、hazel nutの木の周辺の草を刈って、mulch(樹の幹を囲むように草を敷き詰める)をする作業をしました。 良い肥料になるそうです。 直射日光も遮ることが出来るみたいだし。 年に、1、2回ぐらいするみたいですね。
 でも、この時代にgrass eaterとかloan mowerとかの機械を使わないんやなぁ、と。
 大がまで草を切るとは思いもしなかった。
 
 後は、pruning(余分な枝を切る作業)。Chestnut(栗)の木から余分に生えている枝、木の周りから生えてきている若い木(?)を切りました。 実に十分な栄養を与えるためみたいですね。
 
 あと、さくらんぼの木にでっかいカバーもかけましたね。 鳥の空襲を防ぐために。5人がかりで、長い竹の枝を使って木にかぶせて、紐などで結ぶ。 収穫が楽しみだ♪
 ああ、ちなみにこの竹の枝も庭にあるものを切ったものです。 庭に生えてる筍も食べました。 海外の人も食べるんですね、筍。 あと、artichoke(アーティチョーク、チョウセンアザミ)も食べました。 なんなのか良くわからなかったのですが、美味しかったです。 辞書で調べたら、“頭花が食用;高級品”と書いてありました。
 、、、、、、、ガーデニングってすばらしいなぁ。
 
 ジュースなんかも自分たちで作っているみたい。アップルジュースは庭から取れたりんごのみを使って、他は何も使わないそう。 サイダージュースは花とレモンと水、あとたくさんの砂糖を使ってね。籠も自分たちで作るそう。庭の植物の茎を使ってね。 ほぼすべてを自分たちで賄っているみたいですね。 
 日本でだったら(ニュージーでもそうだけど)、どれもこれも少しお金を出せば買えるもの。 でも、正直なにが入っているのかわからないもんね。 100%アップルジュースにしても、何かしら添加物が入ってそうだし(今度、スーパーマーケットに行ったら確認しよう、、、、)。
 ジュース作り、ケーキ作りにしたって、どれだけ砂糖を入れるのか認識しているのと認識していないのとでは大分と違いがあるかな、と。 前のファームでも実感したけど、ケーキつくる時って大分と砂糖を入れる。 日本にいた時も砂糖は摂り過ぎると体に良くないと知識として知っていたが、自分で作って(もとい、他人が作ってるのを見て、もしくは手伝って)、改めて甘いものに入っている砂糖の量の多さを実感した。
市販の甘いケーキとかジュースってどれだけの砂糖を入れてるのか、、、、、、、?また砂糖が入っていないのであれば、どんな甘味料(薬品??)が入っているのだろう、、、、。
 日本にいたら特に深く考えず(少しは頭の中にあったがソコまで気にならなかった)、気軽に買って飲んだり、食べたりしていたけど。 これって結構怖いことだよなぁ、と。
 忙しい日本にいたらどれだけ自分で補えるのかは甚だ疑問だが、自分で作ってみる、か、、、、?
1125b.jpg
←草を刈って木を囲むように覆う。良い肥料になるそうな。
1125c.jpg
Scythe(草刈がま、大がま)。作業はしんどいけど案外楽しい。でも、結構ムズイ、、、、、。
1125d.jpg
←鳥の空襲を防ぐためにさくらんぼの木にネットをかけました。
1125e.jpg
←庭に勝手に生えてるwatercress(オランダガラシ)。おいしいl。でも、もう少ししたら(花が咲く時期になったら)、辛くなるんだそうな。
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ぽっとんの後の使い道は?
循環が大切です。戦前の日本は、ポットン便所の中身を畑の隅に溜めておいて発酵させて、肥やしとして使いました。

鶏糞や牛糞よりいいはずですよね。
戦後日本で下肥えに使わなくなってから、化学肥料をお金を出して使っています。それから栄養の無い変な野菜を食べさされるようになったのです。

ニュージランドでの便の使い道を教えてください。
あぐり URL 2006/11/28(Tue)15:00:26 編集
Re:ぽっとんの後の使い道は?
どうなんでしょう、、、?? ファームによっては、畑に使っているところもあるみたいですけど、ココでは使っていなかったような、、、?? ココでの肥やしは刈った草で覆った食べカスなんかを6ヶ月ほど外に置いてから、使ってたんですけどねぇ。 また戻った時に、聞いてみることにします。
2006/12/03 08:29
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