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山にハマリマシタ
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2007年2月19日 月曜日②
 
 只今、Invercagilleです。昨日、Stewart Islandから11日間のTrampingを終えて帰ってきました。
 まとめきれてないけど、まとめてみました。

   2月8日 1日目
 
 今日の朝に、InvercargillからStewart Islandにやってきた。 ぎりぎりまでパッキングに手間取っていたが、なんとか車をBluffまで走らせ、朝9:30のフェリーにギリギリ間に合った。
 現地で、DOCに行って、Located beaconを借りた。 地味に大きくて重かったけど、なんかあったときのために必要やからね。0208.jpg
 Stewart Islandは曇天。 途中から、小雨も降ってきた。 Keplerを終了後に、友達のアドバイスにより購入したバックパックカバーが活躍してくれた。
 でも、今までのトランピングでこういう雨に降られた経験がほぼ皆無だったので少し戸惑った。 レインコート着て歩くと、暑くてたくさん汗を掻く。 でも、雨が降っているから泊まって休憩したくない。 それにバックパックにカバーかけてるから、それを外して水、スナックを取り出すのがこれまた面倒、、、、。
 
 初日はPort William hutに泊まることにした。 ここはGreat walkの人達も使うhutだから、人が多かった。 “僕のバックパックが重い”という事で、数名からちやほやされて、ちょっといい気分♪ いままで、自分の“バックパック重い“って他人から言われたことなかったから、、、、。ココから3時間のところにあるBungaree hutまで行こうかとも思ったけど、そうすると8時半ゴロについてしまう、、、、。
 他の人にも迷惑だろうし、ご飯も作りたかったのでココにステイすることに決定。
 ご飯は少しコゲマシタ、、、、、、。
 
2月9日 2日目
 
 Port William hutからChristmas Village hutへ。 朝、小雨が降っていてドキドキしたけど、見事に晴天に!! 表示時間は9時間と書いてあったが、11時間もかかってしまった、、、、、。 ここから始まったmuddyな道。 0209a.jpg段差が大きくて、上り下りも厳しい、、、。
 疲れてくると、重いバックパックが余計に重く感じられる。 バックパックに振り回されているという感じで、何度もスリップ。 泥はよくすべる、、、。 ペアのWalking poleがあってよかった、、。 これがなかったらバックパックの重さを支えて歩くのはしんどかったかも、、、、。 バランスも取れるしね。 Gaiterも大活躍。 長い一日やった、、、。 晴れてくれて本当に良かった、、、、。 途中の、Murray beachがものすごいきれいやった!!0209b.jpg
 
2月10日 3日目
 
 今日は、Mt.AnglemというStewart Islandで一番高い山にDay tripに行ってきました。
 行くまでの道程は急で、非常に狭いところがあり(Bushの間隔がホント狭い。何度も木々に攻撃を受ける)、muddyでした(Gaiterを超えてきたところもあった!!)。 何度もスリップしたし。 それでも、Gaiterは大活躍。 泥だけでなく、草木の攻撃も防いでくれるのです。 半ズボンとGaiterのスタイルだったので、半ズボンとGaiterの間の生身の部分は擦り傷だらけ、、、、。  でも、こういう道を行くのも楽しかったかな。 でかいバックパックをXmas Village hutに置いてきたから背中も軽いし♪0210a.jpg
 
 空は曇り空やったけど、頂上に着いた時には少し晴れ間も見えてくれました。 ちょっと風が強くて、寒かったかな。 Masaに頼まれていた写真も、ここで撮りました。 ちょっと風が強くて、寒かったかな。 なんだか頂上やのに、やけにだだっ広い平地で、“summit”という感じがしなかった。0210b.jpg でも、”summit“というサインが中央にちょこんと刺さっていたので間違いないでしょう。 遠くまで見えましたよ。 0210c.jpg晴れてたらもっときれいに見えてたんやろうか。 
 
 帰り道にwalking poleがコワれて凹んだ。 でも、hutに帰ってからチョコチョコいじくっていたら直った!! “明日もガンバロウ!!”という気になった。
 
 
2月11日 4日目
 
 この日は、Xmas Village hutからYankee River hutまでやってきた。 途中のLucky beachに着く手前で少しウキウキしていました。 なぜなら、Xmas Village hutのVisitor bookに“Xmas Village hutとLucky beachの間で3匹kiwiを見た”というコメントを見ていたから♪ 
 しかし、Lucky beachに着いた途端、なんだか臭くてハエがたくさん、、、、、。5歩ぐらい歩いて横を見てみると、、、、、、、、、鹿がしんでいた、、、、、、、、∑(Oωo)。
 なんだかビーチも嫌な感じで、早くココを抜けてしまおうと思って歩いていたら今度は死んだペンギンを発見しました、、、、、!!(」゜ロ゜)
 ココには何かがいる!!?? 「きぃあぁぁぁ~~~~!!」と声にならない叫び声をアゲテ、早足で(バックパックが重いから早くは歩けないけど、きもちめっちゃ早足!!)Lucky beachをパスした!! 誰が“Lucky beach”と命名した???!!!
 Yankee River hutに着くと、DOCの人とボランティアの方々がペンキ塗りの作業に来ていました。  Paua shellやら魚料理やらソーセージやらマッシュポテトやらベーコンやらトマトやらの食事をご一緒させていただきました(自分で作った飯もしっかり食った。)。
 ありがとうございました!!
 
 
2月12日 5日目
 
 今日は、Yankee River hutからLong Harry hutまでやってきました。 今日の道はきれいやったし楽しかった!! 森を抜け、SAND DUNE(砂の小山?)を抜けると、美しいsmoky beachが!!0212a.jpg 名前とは裏腹にとっても美しい色合い~!! 0212b.jpgあと、後ろに広がる(通ってきた道)SAND DUNEもイイ!0212c.jpg 天気も良くてすごい景色が良かった~~~!!
 今までの道って、“メインは森の中の泥だらけの道で、たまにビーチに辿り着く“という感じだったので、、、、、、。
 Smoky beachから森に入るときに道に迷った。 この方向音痴さん、、、、。 ソコから少しして、Long Harry hutがある海に出た。0212d.jpg この海も、ものすごくきれい!!0212e.jpg 天気もいいし、気持ちいい。 靴も靴下も乾いてうれしい。 Hutは一人貸しきり状態。 
 天気が良くてこういう午後を過ごせるのはものすごく幸せやった。
 今日は、そんなに歩いていないのにhutについてほっとしたのかな? 眠たくなった、、、、、。 平和な午後の昼下がり、、、、♪0212f.jpg
 
 
2月13日 6日目
 
 今日はLong Harry hutからEast Ruggedy hutまで来た。 今日は朝から曇り。 昼から晴れてくれることを祈りつつ出発するも、途中から小雨がパラパラ降ってきた。 まぁ、本当に“小雨”という感じの軽いもんやったから良かったけど。 でも、曇りだったので、ビーチもあんまりきれいな色をしていなかった。
 途中、鋭くて、長い草が右目に入り、右目負傷。
 
 East Ruggedy beachに到着し、quicksand(じっとしていると埋まってしまう柔らかい砂浜??)、sand duneを抜け、East Ruggedy hutに到着。
 とにかく、右目がものすごくイタイ。 血なんかは出てないけど、どうやら傷はついたみたいかな。
 
2月14日 7日目
 
 East Ruggedy hutから、Hellfire Pass hutまでやってきた。 今日は、右目の状態が悪い、、、。 ちゃんと目が開けられなくて、時折、ものすごい痛くなる。 左目を開けるだけでも、右目が痛くなるときがある。 こういうときは、両目をつむってじっといたみをこらえた。 その結果、遅いペースが余計に遅くなる。 今日の道は、アップダウンも激しかったけど、なんといってもmuddy!!
 特にビーチに出てから、Hellfire pass hutに着くまでのHellfire pass!! めっちゃmuddy!! ビーチも曇ってたから景色良くないし、目も痛いし、泥がゲーターと同じぐらいのレベルまで来るし、しかも厚い泥やから動きづらい。
 たまに、踝より、少し上ぐらいの泥のところで少し油断していたら、次の瞬間“ドボン!!”と、Gaiterのほんの少し下のレベルまでハマって身動きがとれんようになる。 Walking poleを使ってえっちらおっちらとソコから逃れる。 まさに天然の落とし穴。
 泥の道が長いし、広いし、逃げることは不可能。 逃れるだけの敏捷性もない。
 でもまあ、雨がひどい時に出現する“腰までくる泥”には出くわすことはなかった。
 
Hutに着いたら、カナダ人男性が暖炉に火を点けていてくれたので人心地つけました。 表示は7時間やったのに、9時間もかかってしまった、、、。 途中のビーチで会ったおじさんは、Hellfire passに入る手前のビーチでkiwiを見たそうです。 まだ、kiwi見てないな。
 ちなみに、この日はバレンタインデー。 ニュージーではどのようなバレンタインデーを過ごすのでしょう??
 僕は、もう、目が痛くて、しんどかったので、飯の後にぐっすりと眠りにつきました。 このTorampingの中で、一番よく眠れた。 イビキかいて寝とったそうです。
 この日、晴れて1つ歳をとり、めでたく“28歳住所不定無職”になる。
 
2月15日 8日目
 
 Hellfire Pass hutからMason Bay hutまできた。 今日も曇りで雨。 途中、Little Hellfire beachを横切った時は、横殴りの風と雨がキツカッタ。 道、迷ったし。 ビーチから森に入ったところで、サインポストに従って歩いていたら、もとキタ場所に戻ってきた、、、!! 2回目、トライしたら、ちゃんと進めた!! なぜ??!!
 Little Hellfire beachとMason Bayの山の上り下りは、特に下りがキツカッタ。
 めっちゃ急。 泥もあるから、滑ったら危ない。 曇ってたし、雨やったから、せっかくのビーチもあんまり景色が良くなかった。0215a.jpg というか、景色を楽しむ余裕がなかった。
 
 Mason Bay、“満潮やったらどうしよう??”と少しドキドキしてたけど、満潮ではなく、ちゃんと砂浜の上を歩けました。0215b.jpg
 
 Mason Bay hutには人が多かった。 ココは、kiwi spotting(kiwi発見??)で、有名なところらしく、kiwi spottingのツアー客とガイドさんも宿泊していた。
 先に着いていたカナダ人男性は、Hellfire Pass hutとLittle Hellfire beachの間で、kiwiを見たそうな。 うらやましい。
 
 
 2月16日 9日目
 
 今日の朝、“運試しだ”と思って、朝7時頃にkiwi spotting&散歩に出かけました。
 ココのkiwiはメインランドのより大きくて、完全な夜行性ではないそうな。 9日間もここにいるのに見れてないんだから、見ることはできないかなぁ、、と思っていたら、hutを出て5分ぐらいで、前方左から、奇妙な生き物が奇妙な歩き方でトラックに出てきた、、、、、!! 0216a.jpg Kiwiダ、、、、、Σ( ̄口 ̄ノ)ノ いきなり発見しちまったよ、、、、、。 よたよた歩きながら、その長いくちばしで地面を突っついてた!! まっすぐ歩かれへんのかな?? 面白い歩き方するなぁ。 とりあえず、朝から大満足!! 
 もう、朝にその日1日が終わってしまったような感じ?? Mason Bay hutからFreshwater Landing hutまでは、ものすごく平坦で、泥の少ない、ボードウォークのある整備された道やった。 小鳥も囀ってていい感じ。South Island Robinという、Protected birdも見ましたよ。 0216b.jpgかわいかったね。 Bell birdという、鳥の鳴き声も和んだ。 姿は見れんかったが。
 、途中から晴れてきたし、今日はとっても平和なウォーキングでした♪
 
 
2月17日 10日目
 
 今日は、Freshwater Landing hutから、North Arm hutまでやってきました。 朝は曇りで少し小雨が、、、、。 どうなるかなぁ~??と思っていから、午後からは晴れました。
 ずっと森の中だったから、あんまり景色とかは楽しめなかったケド。 結構登り、下りが急な所があったので(特に下りが少し怖かった、、、)、“雨で余計にmuddy&slipplyになる”という状態は避けることが出来てよかったかな。
 North Arm hutは人が多かった。 Great Walkの中のhutというのと、kiwi spottingにMason Bayまで歩く人が使うのと、Southern circuitに行くのに使う人と、僕のようにNorthwest circuitをほぼ終えて帰ってくる人が使うからやろうね。 この日、持ってきた米、パスタが底をついたので、初めて買ったDehydrated food(お湯を注いで10分したら出来上がり♪)を食べた! 食べた感想「量少な、、、、、、!!」
 
2月18日 11日目
 
 North Arm hutからObanまで無事に戻ってきました。 雨でしたが、ぬかるんだ道もなくサクサク歩けました。 この日初めて、表示時間よりも早く歩けたね。
 Located beaconもDOCに返却。 地味に重かったよアンタ、、、、。 でも、使う機会がなくてよかったよ~。
 無事、Bluffへのフェリーも予約でき、船着場にあるcaféで和む。 コーヒーが温かくて美味しい、、、、。 小雨ほんの少し晴れ間が見えてwharfもきれい。極もいい感じに流れていて本当に和む。 でも、終わったという実感があまりない。 それはそれで少し寂しい。 11日間で、この生活に愛着が湧いたのか!!??
 
 3:30pm発のフェリーに乗り込み、無事Bluff→車でInvercargillに到着。 終わったんだな。 Northwest Circuit、、、、。 シャワー浴びても、足のにおい消えないよ、、、、。
 
 
p.s.
 もっと、きれいな景色を期待して行ったんだけど、天候に恵まれなかったのと、ほぼずっと泥いっぱいの森の中を歩いていたので、あんまりいい景色は拝めませんでした。
 でも、ユニークな生き物、鳥なんかはたくさんいるのかも。 kiwiを筆頭に、自分はみれなかったけど、アザラシ、ペンギン、イエローアイペンギン、TUI、他にもイロイロ鳥がいるみたい。バードウォッチングに来ている人もいたしね。
 自分には、11日間の荷物は非常に重かったのと、山歩き慣れしていないのとで、いつも表示時間より大幅に遅れて次のhutに着いていました。 日本での仕事も、1日中パソコンの前で座りっぱなしやったしねぇ。
 
 でも、会った人の中には13日間かけてNorthwest Circuit+Southern Circuitを組み合わせて回っている人もいたり、でかいバックパック背負って、Gaiterなし、普通のウォーキングシューズでサクサク軽快に歩いてhutを1つパスして、日数を短縮している人もいました。
“身体能力がぜんぜん違うなぁ~。”と思いつつも、なんとか歩ききったので満足さ。
  靴の靴紐をとめる部分が破れてきました。まだ半年経ってないのに。さすがに靴が壊れてきたのはショック。 止め具が金属製のものを買うべきだったか?? このトランピングブーツ、軽くてよかったんやけどなぁ。
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Comment
お疲れ様**

  無事の返還おめでとう!よかったね*

  目は治りましたか? 大事にして下さ
  い**
  キウィ*見れて幸せでしたね*

  楽しく読みました*少し休んで
  えいきを養って下さい*

  又見にきます*お元気で*写真綺麗で
  よかったです*

  心晴れ晴れですね!
ひなあられ* 2007/02/20(Tue)18:48:33 編集
Re:お疲れ様**
目は、トランピング中のお誕生日に、グウスカとイビキをかいてしこたま寝たら直りました。 いいお誕生日プレゼントでした。
2007/02/25 16:56
無事帰還、安心しました
良い旅、楽しみましたね。

だんだんと気付いてると思いますが、自分の気の持ち方で、寄ってくる人も、天気でさえ変わってくるのです。

人間にだけ与えられたすばらしい能力です。

「あなたが変われば周りが変わる」

「思ったことは実現する」

人生を楽しみましょう!
あぐり URL 2007/02/22(Thu)16:37:05 編集
Re:無事帰還、安心しました
あい、楽しんどります。 気持ちは大分軽くなったかなぁ~。 これからは、車もないんでバスに合わせて早起きしないと、、、。起きれるかな?
2007/02/25 16:54
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